名は栄子。昭和41年に第六代会長(現最高顧問)原 霞峯に師事、 昭和50年雅号「桐霞」を授与される。昭和60年学生部審査員、平成5年鑑査員、平成10年一般部審査員に昇格。その間平成8年に桐霞支部を開設し、現在に至る。
地域の子供たちや、会社勤めの方のサークル、また遠方まで出向き、数多くの教室で熱心に指導に当たられている。幼年からご高齢の方まで幅広い層の生徒指導は丁寧でわかりやすいと好評である。
長年の銀行勤めの経験から、当会の会計全般を長期間任され、会の運営に貢献。また素早い判断力と実行力は他を抜きん出て、事務局全般のまとめ役として当会にはなくてはならない存在である。
書は行草体を得意とし、大胆な筆致と繊細な構成は見る人の心をとらえ、「気韻生動の書」を目標に掲げる。何事も最後まであきらめず努力する姿勢は会員の手本となる。
平成18年常務理事、平成24年専務理事、平成26年副会長を経て、前会長嶋田蕙窗の推薦により平成31年4月会長に就任。

大塚桐霞書 

陶淵明
「形贈影」「影答形」