名は勇、大学卒業後初代会長山口半峯に師事。半峯没後引続いて第二代会長田中金峯没年まで指導を受ける。その間、官庁勤務のかたわら書道研究に精進し、在官永年の功により昭和五十三年十一月勲四等瑞宝章を受ける。
本会副会長となっては第三代会長山口昭峯、第四代会長河合秀峯を補佐して本会の発展に尽力、昭和五十七年河合会長の引退によりその後を受け継いだ。最高顧問となってからは、厳格さと暖かさを兼ねた辛口の書評で会員の指導に当たった。
 

岸田青峯書

 『 無量壽 』(張説)